研究・開発報告

2月のPLANTS DESIGN 2025

👋こんにちは、代表のマックスです

📝2025年2月の研究・開発報告です

今月は
自由にカスタマイズ可能な収納システム
【Gridfinity TOOL BASE】の調整と
光で絵が浮かぶ【リトファン】の表現研究に取り組みました⁠

🧰【Gridfinity TOOL BASE】の研究

【Gridginity TOOL BASE】
日々の園芸活動を楽しむ中で
気になったポイントをヒントに

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ブラッシュアップを続けています

例えば こちらのBOTTLE STAND
ボトルが置きやすいように
少し窪みをつけましたが

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BOTTLE STANDを移動する際に
ボトルが安定しなかったので

⚙️土台を深くして

安定性を高めました

すると今後はボトルが取り出しにくくなり
利便性が下がってしまったので

💡解決策として上部を斜めにデザインしました

表面の仕上げに関しても研究中です
表面は綺麗に仕上げる事も可能ですが

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あえてノズルのストロークを残し
プリンターの仕事の痕跡を見せるのも
若干のムラや個体差が感じ取れて
面白いなと感じています

🔮【リトファン(透かし彫刻)】の研究

3Dプリント技術を活用した表現の拡張にも興味があり

3Dプリント技術を活用した

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リトファンの試作を作っています

リトファン(lithophane)は、

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薄い素材に凹凸を施し

背面から光を当てると画像が浮かび上がる技法です。

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🕰️19世紀にドイツで発明され、当初は磁器で作られていました。

この技法が3Dプリント技術や
日常的に興味を持って撮影している
光を透過する事で美しく輝く 「モウセンゴケの粘液」というモチーフと

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親和性が高いと感じています。

平面的な写真やアクリルプリントとは異なり
薄さや厚みのわずかな違いが
光の強弱となって現れるのが新鮮な感覚です

光を透過する前と後で


作品の表情が大きくかわるところが
リトファンならではの魅力だと感じています

2月は、日々の「あれ?」や「いいな」を大切に
研究・開発に結び付けられたかと思います
3月はあわせて【HYGRO STAND 2】の再販
【HYGRO STAND 2】のミニバージョン
海外販売の準備を進めていきたいと考えています

今月も読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

ABOUT ME
マックス(竹内一馬)
PLANTS DESIGN 代表 京都精華大学デザイン学部 教員 京都精華大学水槽学部 部長 自然から学び 心地よく豊かな暮らしを創造するべく 水景制作やプロダクト開発を通じて デザインや表現について 探究しています

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