明けましておめでとうございます、代表のマックスです
湿性植物を
室内で管理・展示するために研究開発している
湿性植物用プランターセットの進捗報告です
昨年末より
Elegoo Mars Proに加えて
大きなサイズが出力可能な
新しい光造形式の3Dプリンター
Elegoo Saturnを導入したことによって
以前であれば
パーツを分けて出力していたものも
奥行き12cm以内のサイズであれば
一回で出力できるようになり
試作の効率がアップ
出力するUVレジン(光硬化可能樹脂)も
レギュラータイプ、ABSライクタイプ、水洗いタイプなどなど。。
検証を重ねる中で
造形精度、耐水性、強度、コストなど
その特徴を割り出し
プランターを開発する上でベストなタイプが絞れてきました
機材のアップグレードと
機材とレジンとのマッチングの精度が上がってきた事によって
試作スピードが上がり
デザインを調整する回数が増えてきました
主な調整ポイントは
ピグミーモウセンゴケのような
小さな種類の植物も管理しやすく
鑑賞しやすいように
ウォータースペースの
高さを低く(右が新型)
さらに面積を広くし
給水時に水が溢れないようにするためのスペースを確保しつつ
体高が低く横に広がるような植物も鑑賞しやすいように
通風・通水性のためのリフトアップは維持しながら
低い水位でも腰水管理しやすいように
重心を低く
そして
腰水管理にとって重要な
受け皿のデザインも調整しました
持ちやすく
かつ見た目のアクセントとして
手で掴む場所に筋彫り
底は面積を広く取りつつも
軽やかな印象にするべく
段差をつけ
注水量の目安として
内側上部にラインを入れました
数々の
改良の結果
旧バージョンは
2021年バージョンに
アップグレード
湿性植物用プランターセットの開発は
粛々と
マニアックに進行しております
今年もPLANTS DESIGNを、よろしくお願いします!