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使いやすくなった:HYGRO STAND Ⅱ

こんにちは、代表のマックスです🙋‍♂️

今回の記事では
今週末の2024年11月8日(金)から発売する

HYGRO STAND Ⅱについて
その特徴や初代HYGRO STANDからアップデートされたポイントを紹介させていただきます。

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もくじ

・HYGRO STANDとは
・HYGRO STAND Ⅱの主な特徴
・仕様上の注意点
・発売情報のまとめ

HYGRO STANDとは

水辺や湿原、熱帯雨林などの水や空中湿度を好む湿生植物(hygrophyte)の育成に最適な、3Dプリンター製のプランターです。

このプランターは、土壌環境を良好に保つために通気・通水性が高い「多孔構造」を採用しています。また「スタンド式」デザインにより、用土の選択や水位の調整で、植物の自生地に近い環境を再現できるため、お好みに合わせた育成方法を楽しむことができます。

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初代HYGRO STANDの販売から2年 お客さまからいただいたフィードバックと私自身の経験を活かし 室内園芸の時間をより豊かにするべく、新しいモデルをデザインしました。

HYGRO STAND Ⅱのアップデート

初代モデルをご使用いただいたお客さまからの声を大切に受け止め
使いやすさと機能性の向上に反映させました。
このアップデートが新モデルの特徴を作っています。

調整したポイントは主に3点

・スタンドの強度と耐久度
・質感の追求
・メンテナンス性の高さ

スタンドの強度と耐久

スタンドの強度と耐久度を上げるべく
スタンドをアーチ構造としてデザインし直しました。

スタンドがアーチ構造になった事で
上部からの荷重が側面に分散され、全体的な強度が向上しました。

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アーチが持つ滑らかな構造は
強度を保ちながらも植物の有機的な形状との親和性も高く
視覚的にも軽やかな印象をつくりだすと思っています。

素材は耐水性と耐久性が高いPETG-CF(ペットジー・カーボンファイバー)に変更し
素材の変更に伴い制作方法も光造形(SLA)方式から熱溶解積層(FDM)方式へ変更しました。

質感の追求

カップは、より強度の高いレジンを使用し 梨地のテクスチャーを表面に施しました。


※梨地(なしじ)とは、表面が細かい凹凸で覆われた、梨の皮のような質感を持つ仕上げのことです。

これにより 光の反射が柔らかくなり、落ち着いた印象となり

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指紋が付きにくく、小さな傷が目立ちにくくなりました

スタンドも同様に梨地のテクスチャーをつけています
見た目の印象の変化だけでなく

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これにより
滑りにくく、握りやすくなりました。

メンテナンス性の高さ

初代のモデルでは
メンテナンスなどでスタンドからカップを取り外した時に

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カップが不安定に感じるという声をいただきました

カップのフォルムと通水孔のデザインを見直す事で

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通水性を損なわず台に置いたときの安定性をアップしました。

使用上の注意点

プロダクトの造形、使用目的に合わせ
カップは繊細な表現が得意な光造形(SLA)方式
スタンドは耐久性の高い素材を扱える熱溶解積層(FDM)方式での制作と
HYGRO STAND Ⅱは素材と制作方法が違うパーツの組合せで出来ています。

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その為、素材の質感にわずかに違いがあります。

通常使用している分には
気になる事はないかと思いますが
水の中にすべて沈めた場合などは

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光の反射や屈折率の影響で
素材の違いが強調されることがあります。

それともう一つ
積層を積み上げて制作するという

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3Dプリンター製ならではの特徴から

微細なデコボコや表面の粗さ

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積層痕があります

サイズは
4脚スタンドという特徴から
計測する向きによって幅の長さが変わります

一番長い箇所を計測した場合

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W140mm x H90mm

一番短い箇所を計測した場合

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W108mm x H90mm

※15cm辺のガラス容器の中で使用するのに最適なサイズとしてデザインしています。

発売情報とまとめ

スケジュール
・発売日:11月8日(金) 午前9時〜
・購入方法:公式ネットショップ(BASE) https://plantsdesign.official.ec/

今週末の11月8日(金)より発売開始いたします。
発売の窓口は初代HYGRO STANDと同様にBASEの公式ネットショップとなっております。
興味を持っていただけたら、チェックしていただけると嬉しいです!

PLANTS DESIGNではニッチなコンセプトや独自性を大切にしつつも
お客さまの声をバランス良く反映させ
魅力あるプロダクトを提供していきたいと考えています。

ご質問やご意見などありましたらSNSを通じて、是非お聞かせください!

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今回も、読んでいただきありがとうございました!🙇‍♂️

ABOUT ME
マックス(竹内一馬)
PLANTS DESIGN 代表 京都精華大学デザイン学部 教員 京都精華大学水槽学部 部長 自然から学び 心地よく豊かな暮らしを創造するべく 水景制作やプロダクト開発を通じて デザインや表現について 探究しています