👋 こんにちは、室内園芸研究工房 PLANTS DESIGN代表のマックスです。3Dプリントなどのデジタルファブリケーションを使って、 植物と暮らすためのプロダクトを研究・開発しています。

いつもはプロダクトの試作や植物の話が中心ですが、今回は少し内容が違います。

1〜2月はPLANTS DESIGN活動との関わりが深い大学の授業が大きな山場を迎えたので、その記録と振り返りをまとめました。

昨年夏から進めてきた、京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科での授業「スーパーニッチプロジェクト」の成果展が、1月末に無事終了しました。

PLANTS DESIGNで続けてきた「自分の興味・関心を掘って、形にする」「観察→試作→アウトプット」のサイクルを、試行錯誤しながら授業に接続していった半年間でした。

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スーパーニッチプロジェクト

この授業では2つのことを目指しました。ひとつは、ビジュアルデザインとデジタルファブリケーションを組み合わせ、スクリーンや紙の中にあった学生のスキルやアイデアを、手で触れられる立体物へと拡張すること。もうひとつは、学生それぞれの”偏り”や”好き”を出発点に、まだ言葉になっていないアイデアを形にしていくことです。

立ち上げと進め方

京都を拠点に版画とパフォーマンスで活躍する現代美術作家の若木くるみさんと共に、京都精華大学ビジュアルデザイン学科3年生を対象に進めていきました。3Dプリンターや刺繍ミシンのレクチャーと並行しながら、学生との対話を重ね、試作とフィードバックを積み上げていきました。

ゲスト講義や外部の方の視点も借りながら、学生の試作が前に進む場面が何度もありました(YOKOITOの松田さん、客員教授のタナカカツキ先生KYOTO MAKERS GARAGEのジェイさん、ありがとうございました🙇‍♂️)。

成果展(1月27日〜31日|FabCafe Kyoto)

FabCafe Kyotoさんのスペースをお借りして、学生の作品を展示しました。搬入・設営は展示リーダーを中心に全員で進め、展示方法も作品ごとに工夫しました(壁面・テーブル・吊り下げなど)。

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成果展の狙いのひとつは、学生が社会とリアルな接点を持つことでした。

当日は学生の家族はもちろん、SNSを見て足を運んでくださった方々など、想像以上に多くの方に見に来ていただけました。作品のコメントをいただけたり、中にはMakerChipをくださる方もいて本当にありがたい経験でした。

そして予想外だったのが、展示を見てくださった教育関係者の方から学外展のお話をいただいたこと。そこからご縁がつながり、学生と一緒に中学・高校のワークショップにスタッフとして参加する機会も生まれました。展示をきっかけに輪が広がっていく感覚があり、授業の手ごたえを強く感じた出来事でした。学生自身も、作品が誰かに届く瞬間を体感できたのが大きかったと思います。

あらためて、足を運んでいただいた方々、ありがとうございました!🙇‍♂️

FabCafeの山月さんには展示会場の協力だけでなく、学生へのアドバイスや展示後の社会とのつながりの拡大まで大変お世話になりました、ありがとうございました!🙇‍♂️

得たことと、4月以降

この授業では「自分の興味・関心」から出発して、まずは世界のどこかにいる“たった一人”に届くことを目指す姿勢を大切にしました。

興味・関心を起点にすると、小さいけれど解決したい確かな種火が見つかる。
その種火を、試作を積み上げていきながら少しづつ育てていくと、作品に熱がこもっていくという感覚がありました。

この経験はPLANTS DESIGNの活動にもそのまま繋げていきます。4月からは研究ペースを戻し、植物とデジファブの組み合わせをもう少し深掘りした試作を進める予定です。授業で得た気づきも持ち帰りつつ、まずは手を動かして検証を重ねていきます。
また経過も、引き続きこのブログで共有していきます。

個々の作品はFabCafe KyotoさんのSNSより見ていただけます。 学生それぞれの個性やこだわり、制作の熱が写真からも伝わると思います。
投稿はこちらです👇

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

ABOUT ME
マックス(竹内一馬)
PLANTS DESIGN 代表 京都精華大学デザイン学部 教員 京都精華大学水槽学部 部長 自然から学び 心地よく豊かな暮らしを創造するべく 水景制作やプロダクト開発を通じて デザインや表現について 探究しています