研究・開発報告

2月のPLANTS DESIGN 2024

こんにちは、代表のマックスです

今回は2024年2月の研究開発の進捗をお伝えします

2月は特に
【浮かべて育成するプランター】研究開発を中心に活動しました

開発過程では、主に3つの課題に取り組みました
1.カップの容量と耐荷重の最適バランス
2.開口部のデザイン
3.通水孔のデザイン

1.カップ容量と耐荷重とのバランス

植物が健康的に成長するためには、
十分な土の容量が必要ですが

カップが大きすぎると
水に沈んでしまう問題がありました

逆に、耐荷重を高めると
プランター全体の見た目が大きくなりすぎてしまいます

このジレンマを解決するため

試行錯誤を繰り返し、
見た目と機能性のバランスを取りながら、
最適なサイズを模索しています

2023年10月Ver.

plants design

2023年12月Ver.

plants design

2024年2月Ver.

plants design

2.開口部のデザイン

このプランターは3Dプリンターで制作してます

3Dプリンターで制作すると光造形方式であっても熱溶解積層方式であっても
基本的にはサポート材を使って出力する必要がありますが

3Dプリント

それを取り除くと跡が残ってしまいます

PLANTS DESIGNでは
この問題を解決するべく
サポート材なしで出力可能な
美しく機能的な形
が作れるように、デザインと技術の工夫を重ねています


【HYGRO STAND】や初期Ver.では
開口部を平らにする事で

plants design

サポート材を使わずに出力するという方法をとってましたが

3Dプリンターや樹脂の進化

plants design

制作プロセスの工夫から

開口部を曲線でデザインしながらも

plants design

サポート材をつけずに
出力する事ができるようになってきました

これによって開口部の印象が柔らかくなり

plants design

植物の美しさを引き立てるデザインになってきたかと思います

3.通水孔のデザイン

【浮かべて育成するプランター】【HYGRO STAND】湿生植物専用プランターと同様に
通水性の高さが特徴となるプロダクトです

plants design

孔の大きさや形に関しても

サポート材をつかわずに出力可能な形という縛りの中で

plants design

機能性はもちろん

剛性や耐久性、意匠性のバランスを

plants design

探っています

大枠のコンセプトは

plants design

進んできましたが

引き続き
より使いやすく

plants design

見た目も美しいプロダクトにするための
アイデアを試していこうと思います

皆様の意見や、フィードバックもいただけると幸いです

今月も読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
マックス(竹内一馬)
PLANTS DESIGN 代表 京都精華大学デザイン学部 教員 京都精華大学水槽学部 部長 自然から学び 心地よく豊かな暮らしを創造するべく 水景制作やプロダクト開発を通じて デザインや表現について 探究しています

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