研究・開発報告

オリジナルプランターの制作 へら絞り編

こんにちは、代表のマックスです

前回の記事でご紹介させていただいた

https://plantsdesign.jp/湿性植物の管理方法%E3%80%80通水性の追究/

湿性植物を管理するための専用プランターセットですが

今までの研究成果を活かし
PLANTS DESIGNオリジナルの
プランターセットの開発
を進めています

工房では、小さな事を色々と取り組んでいるのですが

大きく分けると
「質感や手触りなどモノとしての魅力」をアップさせる事と
「機能性や利便性など使いやすさ」をアップさせる事の
2つの方向で試作を繰り返しております

今回は、「モノとしての魅力をアップさせる事」に重心をかけた試みのお話です

写真の容器はアルミニウムを素材として
PLANTS DESIGNでデザインし

https://www.instagram.com/p/CBKOwWspvsx/?utm_source=ig_web_copy_link

へら絞り職人さんに制作してもらった試作です

「へら絞り」というのは
金属の伸びる性質を活かした金属加工の一つで

へら絞り

旋盤を改造した機械に平面状の金属板を挟んで回転させ
ヘらと言う棒状の道具を押し当てながら成型する方法です

金属素材が持つ
硬さや重さなどの性質から
手に取ったときに感じる重厚感や安定感

へら絞り

職人さんの手仕事によって出来上がる
あたたかみを感じる質感の相性が絶妙だと思い

この技法を使って
手に取ったときに喜びを感じる

plants design

フォルムや質感を追究しています

通水性に関しては
金属パーツだからこそ可能な構造を

plants design
plants design

探っているところです

へら絞り技法での制作は
大阪の吉持製作所さんにお世話になっております
吉持さんいつもありがとうございます!

次回は
機能性や利便性をアップするべく進めている
3Dプランターでの試作についてお話をさせていただきます

ABOUT ME
マックス(竹内一馬)
PLANTS DESIGN 代表 京都精華大学デザイン学部 教員 京都精華大学水槽学部 部長 自然から学び 心地よく豊かな暮らしを創造するべく 水景制作やプロダクト開発を通じて デザインや表現について 探究しています

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